おててグーパーのモミモミはなんでするの?
愛猫のかわいらしい仕草の中でも、「モミモミ」している姿が大好きという飼い主さんは多いでしょう。
猫の「モミモミ」とは言うまでもなく、ネコが毛布やニットなどの上で前足をグーパーしながら足踏みするやつです。
私も愛猫のそんな姿が大好き!
毛布や柔らかいニットはもちろんのこと、私のお腹でもモミモミしてくれます(笑)
もみもみの度に爪があたったり、刺さるので結構痛いのですよね!
でも、可愛くて許すんですけどね(笑)
モミモミの時は同時に対象物をくわえていることも多いのですが、これらの行動にはどのような意味があるのでしょう?
自分の寝床を整えているわけではないのですよ!
実は、これは母猫と一緒にいた時の幸せな気持ちを思い出して取っている行動だと考えられています。
子猫は母猫のおっぱいを飲むとき、おっぱいが沢山出るように乳腺をモミモミ手で押しながら飲むものです。
子猫にとって、大好きなママのおっぱいを飲む時間はまさに至福の時でしょう。
その幸せな記憶が猫にモミモミをさせるのです。
だから毛布など対象物をくわえたりするのですね。
もちろん成猫になるとおっぱいを飲んでいた時の記憶はなくなっているでしょうが、それでも体にその幸せが染み込んでいるのです。
つまり猫がそれをするときは、すごく幸せな気分の時!
飼い主さん相手にそれをするときは、すごく甘えているのです!
だから、毛布でモミモミしていても生地がいたむからと叱らないでください。
お腹でモミモミされて痛くても、受け入れてあげてください(笑)
ただ、毛布などをくわえている内に糸くずや繊維を食べてしまってはいけないので、注意深く見守ってあげましょう。